矯正歯科・審美歯科
矯正歯科とは
悪い歯並びや噛み合わせを審美的にも機能的にも正しい位置に動かし、歯と全身の健康を改善する歯科治療です。
矯正治療とは、歯の表側に「ワイヤー」および「ブラケット」と呼ばれる矯正装置を取り付けます。
患者さまの口内の状況や「できるだけ短期間で」「目立ちたくない」などのご希望に合わせて、一人ひとりに最適な矯正方法をご提案します。
矯正歯科と全身の関係
矯正治療には歯並びをきれいにし、美しい口元を作るといった大切な目的もありますが、当院では正しい噛み合わせで全身バランスを整えることが本来の目的だと考えています。
噛み合わせのズレは、全身バランスを崩す原因になったり、頭痛、肩こり、腰痛などを引き起こすこともあります。また、顎の大きさに問題がある場合は、鼻づまり、いびき、ぜんそくといった呼吸器官に影響が出る場合もあります。
成人矯正
成人矯正とは、大人になって歯並びと口元が気になりだした方を対象とした治療です。
「矯正治療は骨の成長が止まるまでの子供の頃にするもの」「骨の成長が終わっているので歯を動かすには長い時間がかかる」「抜歯しないと並ぶ隙間がない」などの誤解で一歩を踏み出せずにいませんか?
歯並びを治すことで見た目だけではなく、噛み合わせによって起こる口内の不調や全身のバランスが整います。
小児矯正
小児矯正とは、歯並びの改善とこれから生えてくる永久歯のための隙間の確保、上下の顎のズレや歪みの防止、顎の骨の成長の抑制または促進を目的に、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期の幼稚園から小学校の間に、永久歯が生え揃った時に正し噛み合せになるような土台作りを行う治療です。
- 矯正初診相談無料
- 矯正診断料(模型作成料含む)50,000円
- 矯正用CB-CT15,000円
- 歯科矯正400,000円〜
- 小矯正170,000円〜
- 保定(リテーナー)20,000円
- 保定(リテーナー)本格矯正後2,000円
審美歯科とは
歯の治療の際に保険適用の金属の被せものを使用せず、セラミックという陶材を使って天然歯に限りなく近い歯を再現します。
歯科技工士が繊細に作製したセラミック冠や、コンピューターとCAD/CAM使用し作成したセラミック冠、最近ではワンデイトリートメントといって3M、ESPE、Direct Crownという機械の技術が進み、なんと1日の通院で治療が完了するものまであります。ワンデイトリートメントはセラミックにプラスチックを混ぜたハイブリッド冠など、バリエーションにとんだ種類をご用意できますので、よりお安くご提供できる場合もありますのでご相談ください。
また当院ではホワイトニングにも多くの実績があり、ご利用しやすい価格でご提供しております。
より多くの方が健康で豊かで質の高い生活を長く遅れるように努力してまいります。
補綴治療(オールセラミック・ジルコニア等)
虫歯、外傷、病気などによって歯の一部を失ってしまった場合に、人工の歯科材料を使用して健康な歯の形状を再現し、機能的にもしっかりと噛める状態にまで回復させることを補綴治療と呼びます。
審美歯科では主にセラミックという陶材を用い、歯科用にオールセラミック、ジルコニア、メタルボンドといったさまざまな素材を揃えております。見た目・耐久性・費用・使用する部位などから、患者さまに合ったものをお選びします。
ホワイトニング
歯のホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニングがあります。
いずれも変色した歯を薬の力で漂白し、本来の歯の色にまで戻す方法です。
ホームホワイトニングは専用のマウスピースを作製し低濃度の薬剤を使用して自宅で行うため、長時間かけてじっくりと白くしていきたい方向けです。一方、オフィスホワイトニングは忙しい方や自分で行うのが面倒な方に最適です。
上記二つを併用して行う、デュアルホワイトニングという方法もあります。
- オールセラミック冠99,000~154,000円
- オールセラミックインレー60,500~82,500円
- ハイブリッドインレー33,000円
- ホワイトニング33,000円
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
2. 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
3. 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
4. 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
5. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
6. ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
7. ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
8. 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
9. 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
10. 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
11. 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
12. 矯正装置を誤飲する可能性があります。
13. 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
14. 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
15. 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
16. あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
17. 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
18. 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。